高齢者向け住宅で賃貸倉庫を利用するワケ
高齢者向け住宅の種類
完全なる高齢社会となった今、
自宅で一人暮らしをすることが困難となった場合や、
孤独死回避のために高齢者向けの住宅が多数あります。
介護度などによっても違いますが種類も多く、
特別養護老人ホーム、介護療養型医療施設、
サービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホーム、
介護付き有料老人ホームといったものがあります。
しかし、
「有料老人ホーム」
と名のつくところは自由度が低い上に、
高額なため入居者も限られてきます。
そして特別養護老人ホームや介護療養型医療施設は、
介護度が高い人が優先の上に、
「数か月待ち」
という状況です。
そんな中、サービス付き高齢者向け住宅が急増中です。
サービス付き高齢者向け住宅と賃貸倉庫
高齢者向けに作られたサービス付き賃貸住宅は、
国土交通省が今後10年間に60万戸の供給を計画し、
補助金や税制優遇策を始めたことで
2013年には10万戸を突破しました。
それでも、高齢人口や要介護者が増え、
死亡率も上昇する時代に突入するため、
まだまだ施設は不足しているというのが現状です。
今後は、少しでも多くの部屋数を確保するために、
季節限定のストーブや扇風機、厚手の布団などの備品や、
共用部分に置いていた余分なものの保管に
貸倉庫を活用するケースが増えています。
また、入居者も長年大切にしてきた思い出の品や記念品などが多く、
高齢者向け住宅に移る際に持ち込めない場合、
賃貸倉庫を利用するのもお勧めです。